略歴 最終更新:2023年10月12日



学問のバックグラウンドは機械工学です。研究室配属後、蛋白質溶液への超音波照射によるアミロイド形成反応の加速現象に関する研究を行い、超音波発振・測定装置の設計や原理について学びました。同時に、蛋白質分子の物性に関しても興味を持ち、溶液の物理化学や蛋白質を対象とした分析法について勉強しました。学位取得をする時期に、Liquid biopsy(液体生検)に興味があったので、検体検査機器メーカーのシスメックス株式会社に就職し、中央研究所で研究員として働きました。約2年間の期間でしたが、遺伝子や細胞を使った実験方法などを教えていただき、バイオ系研究のための重要な基礎を学びました。その後の約4年のポスドク期間では、実験・装置開発・論文執筆などの基礎を勉強し、充実した時間を送ることができました。2023年1月に荻研の助教に着任しました。現在は、英国・ケンブリッジ大学に長期滞在し、研究活動を行っております。

年度

学歴・職歴

2007年4月-2012年3月

和歌山工業高等専門学校 機械工学科 (現・知能機械工学科)

2012年4月-2014年3月

大阪大学 基礎工学部 機械科学コース (3年次編入)

2014年4月-2015年3月

大阪大学 大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 博士前期課程 (短縮修了)

2015年4月-2017年3月

大阪大学 大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 博士後期課程 (短縮修了)

2017年4月-2019年6月

シスメックス株式会社 中央研究所

2019年4月-2020年3月

大阪大学 大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 機能デザイン領域 特任助教

2020年4月-2022年5月

大阪大学 国際医工情報センター 特任研究員

2022年6月-現在

大阪大学 マイクロソノケミストリー共同研究講座 助教

2023年1月-現在

大阪大学 大学院工学研究科 物理学系専攻 荻研究室 助教

2023年10月-現在

University of Cambridge, Department of Chemistry, Visiting Researcher





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