◆2025.9.15-9.18 ユトレヒトで開催されたIUS2025に参加しました!◆
2025年9月の中旬、オランダのユトレヒトで開催されたIUS2025に荻研から博士学生の3人が参加しました! 参加した学生に現地の様子や学会の感想を早速聞いてみましょう!


学会でみんなと集合写真!

D1濵名くん


発表前で闘志を燃やす濵名くん。

オランダのユトレヒトに行ってきました。オランダに着いてまず日本よりビックリするくらい寒かったです。想像の倍以上寒かったです。舐めてました。万が一に備えて厚手のジャケット持っていって良かったです。 学会は何やら映画館のような場所で行われて、これまで参加した学会と雰囲気が違って面白かったです。私はポスター発表をさせてもらいましたが、独自の計測手法に多くの質問を受け、様々な人と議論することができて充実した発表でした。 そしてオランダユトレヒトと言えば、、、そうです皆さんご存知ドム塔です。ヨーロッパの街はどこもシンボルになってる教会とかあって面白いですね。ドム塔は400段の階段を昇るとユトレヒトの街を一望できました。天気だけ微妙でしたがめっちゃいい景色でした。
最後に、今回は荻研だけでなく機械の中村研の先生方とともに行動させていただき、楽しい海外出張になりました。皆さんありがとうございました!




D2太田くん


左上から時計回りに、・ミッフィーちゃんになりきっている・ユトレヒトでみつけたミッフィー信号!・作者ブルーナさんのミッフィーモニュメント・運河がきれいなオランダの風景

オランダを訪れてまず印象に残ったのは、「運河の国」という言葉がぴったりな風景でした。オランダは国土の多くが海面より低い位置にあり、水の管理が何よりも大切な土地です(首都はなんと海抜がマイナス!)。滞在したユトレヒトでは建物と運河が絶妙に調和し、歩いているだけで絵画の中に入り込んだような気分になります。 また、濵名くんの話に出てきたシンボルのドム塔。実はこの街には「ドム塔より高い建物を建てない」という暗黙のルールがあるそうで、どこからでもドム塔が見える街の作りになっていました!歴史や景観を大切にしながら発展してきたことを感じます。
そしてユトレヒトといえば...そうです皆さんご存じミッフィーちゃんですね!作者のブルーナさんの故郷でもあり、信号機やミュージアム、ショップなど街のあちこちにミッフィーちゃんが顔を出していました。ユトレヒトらしい文化と歴史を感じることができました。
学会では、異なる分野の研究者から多様な視点の質問をいただき、改めて自分の研究を「どこまで物理として理解できているか」を見つめ直す良い機会となりました。また、超音波という一つの物理現象を軸に、世界中の研究者がまったく異なる課題に挑んでいることにも強い刺激を受けました。自分の研究も、その大きな流れの一部として位置づけられるよう、これからも物理と生命科学のあいだをつなぐ研究を進めていきたいと思います。




D3藤原さん


学会で出会ったみんなと写真!

有り難いことに今年も国際学会に参加させてもらうことができ、ポスター発表をしました。英語でのポスター発表はD1以来で、当時は英語経験が浅く、1時間の発表時間がとても長く感じた記憶があります。ですが今回は、勉強の甲斐あって英語に抵抗を感じることなく、口頭発表に比べて多くの方と議論を楽しむことができました。連絡先を交換し、今後も議論しようと話したフランスの学生さんとも出会えて、充実した時間を過ごすことができました! やはりヨーロッパはカード文化が発達していて、電車もバスもカード一枚で切符を買うストレスなく乗ることができます。ですが、ホテル近くのスーパーはなんと「現金のみ」で初めは驚きましたが、よく見ると他のスーパーよりも安価でした。コスト削減?これは日本の店でもよくあることで、ヨーロッパ特有の町並みや変わりやすい天気を味わっていた中に、日本との共通点をみつけてちょっと嬉しくなりました(笑)


以上、3人からの報告でした。学会に参加されたみなさん、お疲れ様でした。