◆2024.3.23 春の応物で3回生の沖田君が発表しました◆



 私も以前から参加している応用物理学会では毎年春と秋に学術講演会が開催されます。今年は荻研からなんと3回生の沖田君が登壇いたしました!
 沖田君は物理工学コースのTop8制度に選ばれ、3回生の4月から研究室に配属されました。Top8とは3回生時点で所定の成績を修めつつ、かつ学年上位8人のみが選ばれるという物理工学コース特有の制度です。この制度に選ばれた学生は3回生時点で研究室に配属され、通常の講義を受けつつも研究室で実験やゼミなどにも自主的に取り組むことができます。

 沖田君は当初から荻研で定期的に実験に取り組み、夏休みや春休みも継続してきました。そこで学会参加を促してみたところ是非参加したいとのことで、3回生ながら学会発表するに至りました。

 会場は東京都市大学の世田谷キャンパスです。多摩川沿いの閑静な住宅街の中にあるキャンパスでした。





 沖田君にとって初めての学会ですがお天気はあいにくの小雨模様。しかしやる気と準備は用意万端!2月後半からM2・B4の先輩方の修論・卒論発表練習も一緒に聞き、3月になってからも黙々とスライド作成に取り組んできました。当日も早めに会場に向かったら座長の先生しかおらずzoomの準備すら整ってない時点で到着。落ち着いて発表手順やスライドを確認することができました。






 彼の発表は3番目。応用物理学会の1.6超音波のセッションなのでピコ秒超音波法の理解も普及していますが、フォノニック結晶やデバイス関係の発表が多い中、非同期ピコ秒超音波法や減衰の直接計測法について10分間で上手に分かりやすく発表していました!質疑応答ではいろんな方々から質問をもらい、とてもいい経験と勉強になったようです。発表お疲れ様でした!


せっかくなのでセッション終了後は一番美味しそうな焼肉屋さんへ♪看板の前で記念撮影








 その後も二人で会場に戻りいろいろな講演を聞いてきました。精密出身でもある阪大関谷研の植村先生や、細井先生が座長を務めるセッションで小林先生・小林研の学生さんなどをお見掛けした他、創発的研究支援事業で知り合いの先生方などのご発表もあり、応用物理学会は本当に範囲が広くて規模が大きいため非常に面白かったです。

 沖田君も発表お疲れさまでした♪初めての学会はとても良い刺激になったことと思います。4回生になってからもますます頑張りましょう!




(行くときは晴れて富士山もきれいに?見えました♪)


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