◆2023.09.02モントリオールで開かれたIUSに参加しました！◆

モントリオールで開かれたIUSに長久保助教授、福田さん、藤原さんが参加されました！早速福田さんと藤原さんの感想を聞いてみましょう！

福田さん
「D3の福田です！ カナダ・モントリオールで開催されたIUS2023に参加しました。初めての海外渡航、初めての海外学会発表でしたので、口頭発表が決まってから数か月間ずっと期待に胸を膨らませていました。カナダ・ケベック州のフランス語と英語が混在する独特な雰囲気を楽しめ、世界各国からの参加者がいるIUSから良い刺激をもらい、実りのある良い出張でした！

まずは、学会の雰囲気についてお話します。IUSは世界中からの参加者がいるので、スーツからラフな格好まで様々な服装の幅があるのに驚きました。日本で開催されるUSEや応物などの学会は全員スーツなので、文化の違いを実感しました。ポスター会場の中央には軽食が提供されており、食べながらポスターを回ることができました。



アメリカ人学生のポスターをいくつか聞きましたが、こちら側がネイティブレベルの英語力を有していることを前提とした速度で話されるので、聞き取るのに苦労しました・・・。理解したところまでを確認しながら聞いていくと、向こうも何度も丁寧に（爆速で）説明してくれるので、いい練習になりました(笑)。

私の発表ですが、一応スーツを持って行ってたのですが、学会の雰囲気を見て私服の上にジャケットだけを着るスタイルに変更しました(笑)。お陰でリラックスして発表することができました。海外での英語の発表は初めてでしたが、自分の研究を気持ちよく発表できたので、良い発表ができたと思います。



学会を通して、海外の先生やポスドク・博士学生と交流でき、良い刺激を貰えました。阪大にはアジア系の留学生が多く、欧米の人と話す機会はあまりなかったのですが、ちゃんとディスカッションできたので英会話の自信がつきました。



今回食べた料理で一番おいしかったのは、レバノン料理でした！ご飯の上にチキン・野菜・ポテトを乗せるのですが、めちゃめちゃ気に入ったので、２日連続お昼に食べに行きました。他には、モントリオールで有名なスモークミートを食べに行きました。何日間も漬けたお肉をサンドイッチにするのですが、とても軟らかくて今まで食べたことのない触感のお肉でした。めちゃめちゃ美味しい！ほんまにおすすめです。同じくモントリオール名物のPoutineを食べました。謎のソースとチーズをポテトに混ぜた料理なのですが、味は・・・・お察しです。僕はこの形のポテトを当分の間食べられそうにありません・・・。まぁそんな感じで美味しい料理も結構ありましたが、滞在の後半は日本食が恋しくなりました。



学会の合間に、モントリオール市内を散策しました。マクドナルドを発見したのですが、なんとカナダ独自ロゴで、Mマークの中にメープルリーフが入っていました！日本では本屋の物理学コーナーで立ち読みするのが趣味なのですが、カナダでもやってみました。日本には無いような、物理学の重要な発見と関連科学者が書かれた本があったので、思わず購入しました。フツーに良書と出会えたので大満足です！



最後は名残惜しみながら、モントリオールから帰りました。高層ビルが少なく、大阪とは全然違う街並みが飛行機から見えました。１３時間のフライトの後に、日本に到着しました。日本の高い湿度に驚きました。１週間のカナダ滞在で、日本との違いを実感でき、文化面でも勉強になる学会出張でした！」




以上福田さんでした！続いて藤原さんの感想を聞いてみましょう。

藤原さん
「D1の藤原です！出張の様子は概ね福田さんが伝えて下さったので、私は軽く感想を述べさせてもらいます。 今回の学会は世界各国から超音波を様々に利用した発表がありました。私の発表は最終日で、学会中は盛り上がりを感じると同時に、大きな部屋で英語での口頭発表ということで緊張が大きくなるばかりでした。発表は時間通り終えることができたのですが、質疑に答える際に”We can’t identify…” と言いたいところでidentifyの単語をど忘れしてしまい、We can’t、、We can’t…を繰り返してしまったことが心残りです(笑)。日頃、自分が如何に英語に慣れていないかを思い知らされました。現地ではやはり、世界中の人が集まっているにもかかわらず誰もが英語を不自由なく話していたことがショックで、これからもっともっと意識的に英語を使いこなす練習をしていこうと思います。また、超音波を様々な分野に応用するには、超音波だけでなく幅広い分野に興味をもって深く追究していくことが重要性を改めて実感しました。これからも一層頑張って行きたいと思います！

最後に、同行してくださった長久保先生にも感謝いたします！」


発表の様子



以上藤原さんでした。福田さんと藤原さんは荻研の心臓です。ぜひこれからも世界を飛び回って荻研の名前を売りまくってください！自分も荻研を卒業することが誇らしいです！