◆2023.08.01 Eötvös Loránd大学(Hungary)のJoszef Kardos先生らと共同セミナーを行い、仲村渠君と中島助教が研究発表を行いました!◆
円偏光二色性(CD: circular dichroism)スペクトルから蛋白質の二次構造、主に、β構造のねじれ角に注目した分類法を確立し、構造の含有量を予測する研究において、顕著な成果を示されているEötvös Loránd大学(Hungary)のJoszef Kardos先生が来日されるということで、マイクロソノケミストリー共同研究講座の後藤祐児先生の企画で小規模ではありますが、合同セミナーを行い、荻研からは助教の中島とCDに関連する研究を進めている仲村渠君が研究発表を行いました。
小規模ということで、まずは、4人で日本流あみだくじで発表順を決めて盛り上がりました。中島が前座、オオトリが仲村渠君という発表順になりました。(中島の発表は、割愛。前座なので。)
仲村渠君は、沖縄出身で苗字の漢字が珍しく、表紙のスライドで日本文化フリークのJoszef先生に「見慣れない名前だね。どんな漢字書くの?」「その漢字見慣れないね。どんな意味なの?」と聞かれ、予想外の角度からの英語での質疑応答が発生しましたが、しっかりと名前の由来を説明し、「Cool...」って感じになっていました。(その後、てこずっていた英語の単位も取得できたとか。)
本人は、もう少しうまくやりたかったと反省していましたが、明確に研究目的を示したのちに、現状の進捗と今後の課題を分けてわかりやすく説明していたと中島は思いました。また、発表後は荻先生も絶賛されていました。Joszef先生からも発表をたくさん止めてもらい、多く質問をもらっていました。議論が深まってよい機会だったと思います。なにせ初めての発表とは思えませんでした。少人数でのセミナーのうまみを存分に活かすことができ、非常にいい機会になったと思います。
研究は、自分で考えることも大事ですけど、やはり発表は一つの醍醐味ですよね。これからも研究頑張っていきましょう!(助教・中島)
漢字についての説明。下の名前は、Lightning arrowの一言で説明完了。そして、背後にはあみだくじ。笑
説明、頑張りました。非常に良かったです。
これ以上ない近距離でのDiscussion!!!というか、これからの展開で必要なデータの集め方をその場で教えてもらっていました!笑