◆2023.07.08 中島助教、太田君、花田君が名古屋で行われた蛋白質科学会に参加しました!◆

中島助教と太田君、花田君が名古屋で行われた蛋白質科学会に参加しました!早速感想を聞いてみましょう!
太田君
「M2太田です。今回は名古屋で開催された蛋白質科学会年会にポスター発表で参加しました。実は対面での学会発表は今回が初めてでした。会場の雰囲気や学会を通して感じたことなどを書いていきたいと思います。

さて、学会開催の前日に同じM2の花田君と名古屋に向かいました。青のアロハシャツを着て黄色のスーツケースを引っ張る彼の姿は南国へ向かう観光客を彷彿とさせます。大学から2時間ほどで名古屋に到着しました。名古屋の方言かわいいねと話をしながらすぐにホテルに向かい、簡単に発表の練習をして次の日に備えました。


南国へ向かいそうな花田君。ポスターを背負っているのでちゃんと学会へ行くことがギリギリわかる。


名古屋テレビ塔。通天閣より高い。



初日は朝10時前に会場に到着しました。午前から蛋白質研究最前線の話が聞くことができるワークショップがたくさんです。難しい話も多かったですが,初日の午前から蛋白質研究の奥深さを感じることができました。 午後からはいよいよポスター発表の時間です。会場は思った以上に人が多くて圧倒されました。誰も聞きに来ないとかあったりして…。 幸い、発表の時間が始まる前から既に数人待機してくださいました。時間開始前から発表を始め,最初こそはかみかみでしたが何度も喋っていくうちに説明も滑らかになり,自然と力を抜いて発表できるようになりました。たくさんの方に研究を聞いてもらい,色々な角度から質問も受け,非常に充実したポスター発表となりました。発表の時間を過ぎても聞きに来てくださる方もいて,90分くらい喋りっぱなしでした。会場の熱気もあり身体があちあちになりました。


2日目は中島先生の若手奨励賞の発表です。非常に大きな会場で発表が始まる前から私まで緊張してしまいました。 次々と講演者の話が終わり,7人目についに中島先生の発表です。大きな会場でも自信をもって発表し,質問にもしっかり答えるかっこいい姿でした。いつか私もこの場に立って自分の研究内容を発表したい、と思いながら見ていました。 2日目のポスター発表の時間は自分の発表もないため,自身の研究領域である物性・フォールディングを中心に気になる研究内容の話をたくさん聞きに行きました。専門外の人にもわかりやすく教えてくれる方,1対1でじっくりと話をしてくださる方,驚くような目の付け所で研究をしている方など,本当に充実したポスター発表の時間でした。自分の発表がない時間にも関わらず身体があちあちでした。会場の熱気がすごい。 2日目の終わりは共同研究先や他大学の学生,先生方々と夜ごはんです。お互いのラボや研究、基礎工平尾研時代の昔話等色んな話を聞くことができました。蛋白質の研究を行っている研究者方が一同に会してごはんを食べられるのは学会の醍醐味ですね!発表が終わってはしゃいでいた中島先生の姿が印象的な夜でした。
3日目。 ついに名古屋最後です。この日は若手奨励賞の授賞式です。発表した10人の方のうち2,3人が奨励賞優秀賞を授賞します。授賞式前の総会に焦らされながら発表を待ちます…。 さぁ 学会を通して感じたことはとにかく蛋白質の研究の奥深さです。私は工学研究科に所属しているため、普段は工学的な視点から蛋白質の研究に取り組んでいます。蛋白質研究のコミュニティに飛び込み,自身のフォールディングの研究は大きな蛋白質の分野でのほんの一部にしかすぎず、知らないことがまだまだたくさんあることを思い知らされました。ただ、知らないということがまた研究への刺激となります。自身の分野に捕らわれず,色々な角度から勉強することが自身の研究を深める大事なことだと思いました。」

以上太田君でした。続いて花田君です。

花田君
「M2花田です。 中島さん、若手奨励賞受賞おめでとうございます。 太田くんが大体の学会の流れ話してくれたんでそこは割愛します。 私のポスター発表は分子研の奥村先生などの有名な先生方と30分くらいずつほとんど1 on 1で発表をしました。(めちゃくちゃ頭使いました。発表というよりほぼ会話でした。)異分野から考察してくださり充実した時間でした。聞く側では、フォールディングや計測系の発表を聞いてお互いの知識を共有したりもできて楽しく議論が行えました。(太田くんの発表をチラ見したら、めっちゃ汗かいてました。)口頭発表はde novoデザインや液液層分離など我々の研究グループで研究していない分野の話を聞き知識を深めることができました。これからも研究頑張ります。 PS 中島さん、学会終わりのジンギスカンご馳走様でした。」


以上二人の感想でした。太田君と花田君は荻研のバイオ班を牽引する存在で非常に優秀です。これからもさらに活躍してくれると思うので目が離せません!