◆2023.05.07 米国音響学会に参加するためシカゴまで出張しました!◆

米国のシカゴで行われた音響学会にD1の藤原さんを含む荻先生、長久保先生、中島先生が出席されました。以下に藤原さんの出張記を記載します!


「D1の藤原です。今回は荻先生,長久保先生,中島先生とシカゴで開催された音響学会に参加しました。私にとって初めての海外での学会発表で貴重な経験をたくさんさせていただきました。

初日、まずはシカゴに向かう飛行機の出発が遅れ、滞在地に向かう地下鉄は工事のため一部通行止めでバスに乗り継ぐ…というアクシデントを乗り越えやっとのことでホテルに到着しました。学会会場の下見の後、夕食にシカゴピザを食べました、味がしっかりしていてボリューミーな本番のシカゴピザに大満足です!翌日の発表に向けて十分なスタミナがつきました。
本場のシカゴピザは生地がカリカリで、まるでパイを食べているようでした!



2日目は口頭発表でした。朝一の発表でしたが、時差ボケのお陰で朝4時に目が覚め、十分に練習して臨むことができました(笑)。緊張すると舌が回らなくなって上手く発音できない自分に笑けながらも、質疑応答まで落ち着いて乗り越えられたと思います。世界中の人たちからコメントをもらい、自身のテーマについて見つめ直すきっかけとなりました。
2日目は雨でしたが、高層ビルにかかる霧もまたいい味がありました。なんとなく空が近くなったように感じますね。



3日目は天気が快晴で、高層ビルに囲まれた美しい街並みを眺めながらカラッとした爽やかな風を感じるのはとても心地よかったです!日本に比べて湿度が低く日陰に入ると冷たい風を寒く感じ、自分が今シカゴにいることを実感して日常を忘れる穏やかな時間を過ごしました。夕食は学会主催のディナー交流会に参加し、女子学生が集まっているテーブルを回りました。何度も相手の英語を聞き直しながらでもみんな優しく接してくれたことが嬉しかったです。もっと英語が話せるようにならないと!と強く思った時間でした。
どこまで歩いてもガラス張りの高層ビルがシカゴ川沿いに立ち並ぶ美しい街でした。



Oxford 大学の学生さんとの交流会にて。論文を書くのは達成感もあるけどストレスフルだね、とみんなで話しました(笑)



4日目は学生奨励賞を決めるポスター発表がありました。2時間に渡って英語で議論するというのはかなり不安でしたが、研究紹介を繰り返しているうちに英語で話すことが楽しくなり、研究内容に対しても様々な国の方に良いリアクションをしてもらえたことで自信にもなりました。

最終日は早朝にホテルを出て無事に帰国しました。

シカゴはポップコーンが有名だそうで、長久保先生にご馳走になりました!濃厚なキャラメルの味がしっかり染みていて、一粒が大きく高級感のある特別なポップコーンでした!


最後に,やはり言語の壁が厚く今回の学会は日本人の参加者が少ないことを私は心細く思っていたのですが,溶け込んでいたことにも長久保先生,中島先生の発表や荻先生の鋭い議論が世界トップレベルの会場に溶け込んでいる様子を間近で見させてもらえたことからも強い刺激を受けました。荻研究室からの参加は学生が私のみだったので,先生方にはたくさんお心遣いをいただきました。お陰様で有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!上手くいけば秋にも海外発表させてもらえるので、それに向けてレベルアップできるように学術面・英語面ともにもっともっと勉強を頑張っていこうと思います。」



藤原さんはやはり優秀ですね・・・。シカゴで学会発表をするなど筆者には考えられないレベルです。余談ですが筆者は都会の街並みが好きなので、シカゴの洗練された街を体験されていて羨ましいです笑。またこの出張記を見て荻先生、長久保先生、中島先生のすごさを再確認しました。筆者も荻研の方々に置いて行かれないように日々研究を頑張りたいと思います!!ありがとうございました!!