◆2021.11.26 長久保先生がJSTの創発的研究支援事業に採択されました!◆

 11月26日、創発的研究支援事業(通称:創発)の2021年度新規研究課題が発表され、長久保白助教の提案した「nm/サブTHz領域における極限超音波技術の創出」が採択されました!

 この創発とは文部科学省が所管する科学技術振興機構(通称:JST)が2020年6月に初めた新しい研究支援事業であり、その中心は「若手研究者」です。また一般的な研究事業とは異なり、最長10年にわたって課題を継続することができる点も従来の予算事業とは異なり、応募も2020~2022年度の3年間に的を絞った特色のある事業です。そのため若手研究者や各大学・部局では大きく注目されており、今年度は2,314件の応募がある中で259件(11.2%)が採択されました。
 その中で今年は長久保先生も採択されました!去年は既に籍を名古屋大に移されていた山内研の松山先生も採択され、精密工学コースとしては2年連続ということになります。工学部でも各年2~3名、阪大全体でも各年20名に満たない限られた門なので、なかなか凄いことですね!

 長久保先生、これも機にますます研究盛り上げていってください!ご活躍を楽しみにしております!

~~~(長久保先生のコメント)~~~

 この度は採択して頂き、またたくさんのご支援とお祝いのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。今回の採択は皆様のご支援があったおかげ、というと月並みな言葉になってしまいますが、本当に皆様のおかげです。
 私が精密に着任して今年で4年目です。その中で究極のものづくりを標榜する精密コースの各研究を目の当たりにし、各教員の方々が得意とする独自の研究を目の当たりにし、「私の価値とは?私にしかできない研究とは何か?」と自問自答する日々が続いております。様々な新しいものづくりについて学び、京都大学ではスピントロニクスや界面物理学について学び、そして何より基礎工准教授の時代から荻先生にレーザ超音波計測などについて学び、これらと自分の興味・関心・知識を混ぜながら未来を見据えてひたすら思考し続けた結果が「nm/サブTHz領域における極限超音波技術の創出」です。

 今後は今回思い描いた夢と未来に一歩ずつ近づきながら、もっと新しいことにどんどん挑戦しながら、私が生きた証を作れるよう更に頑張ります。その成果と毎日ワクワクできるような研究生活を通して色々ご支援して下さる皆様と日々の研究を支えてくれる荻研のメンバーたちに恩返しをしていきたいと思っています。最後になりましたが、工学部内・阪大内でいろいろご支援して下さった皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございました。

 これからますます精一杯、毎日研究を楽しんでいきたいと思いますので皆様何卒よろしくお願い申し上げます!


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新規採択課題の一覧



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