◆2018.9.9 第12回バイオ関連化学シンポジウムに参加しました!◆

 秋は学会シーズンですね!応用物理学会、物理学会、精密工学会、機械学会、我々の研究と密接に関連する主要な国内学会が毎年開催される時期ですが、そんな中で荻研が最初に参加したのはバイオ関連化学シンポジウム!
   「あれ?荻研って応化?応生?」
と思われるような名前の学会ですが、荻研はれっきとした精密です。精密科学の分野でもこのようにバイオ・化学と密接に関係する研究を行っているのがこの講座の魅力ですね♪ちなみに今回の学会の筆頭実行委員は私もよく知る応物の先生です(笑)応用自然学科って本当に幅が広いですね!

 今回荻研からはM2の鎌田君が20分間の口頭発表を行いました。初学会ということで、日曜日にもかかわらず朝8時から会場に入って準備を整えていました。ちなみに会場は大阪大学吹田キャンパス工学研究科U2棟です。

毎日通うキャンパスで学会をやるというのも珍しい機会ですね。


 実際の発表の方は大変素晴らしかったです!発表も質疑応答も落ち着いてきちんと説明し、初学会とは思えぬほど立派な発表でした。 ポスター形式の方は発表件数もかなり多いのですが、口頭発表は数がかなり限られており、発表者も学生ではなく教員がメインだったのでしょうか?そのため最初の紹介も
   「では続いてのご発表は大阪大学の鎌田先生、よろしくお願いします。」
と紹介されていました。しかしそこは百戦錬磨の鎌田君、全く動じることなく
   「それではM2の鎌田が発表させて頂きます。」
とさらりと受け流して発表スタート。蛍光顕微鏡と質量検出センサを組み合わせた荻研オリジナルの計測装置を用いてアルツハイマー病の原因タンパク質の凝集・分解過程を捉えた研究を、とても分かりやすく発表していました。質疑応答時間もセッション後の休憩時間もたくさんの質問を頂き、広く関心を持ってもらえたのではないかと思います。

発表前の緊張している様子と、講演後の解放された(?)様子。


 お休みの中、初学会お疲れ様でした!10月の学会と卒業へ向けて頑張ってください!
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