産業バイオフォーラムで講演しました
2024年4月24日(水)
大阪大学工学研究科の福﨑英一郎先生は産業バイオイニシアティブ研究部門という部門を主宰し、生物学のみならず工学・社会学・人文科学などの分野を統合しながら「食」の安全にまつわる研究活動をされております。その一環として食品の状態を管理・観察する研究プロジェクトに私も2022年から参加しており、今回はその領域の研究者が集って「食を守るエレクトロニクス」という題目のフォーラムを開催いたしました。
講演者は阪大から工学研究科の私と廣瀬哲也教授、情報科学研究科の三浦典之教授、そして質量分析機器を作製している物質・材料研究機構の今村岳博士、アドナープ株式会社の長尾博文博士の5名です。今村さん、長尾さんとは私は初対面ですが、三浦先生、廣瀬先生とはこの2年間で打合せなどを重ねてきました。しかし一緒に研究内容を紹介するのは初めて！
当日は早めに集合して登壇者+福崎先生の6名で一緒にランチをとってから講演に臨みました。1時間ほどゆっくり食事をするとお人柄などがつかめてくるので嬉しいですね。今日の話題に限らず研究や職場でのお話だけでなく、昨今の話題に関しても情報・意見交換できるのは楽しいものですね。
会場は阪大吹田キャンパスのサントリー記念館（工学部C3棟）です。来場者も約30名以上いましたが、オンラインの参加者は100名以上！そのうち8割以上が企業からの参加者で、機械系・分析計・食品系など、幅広い領域の方々に聞いていただけていたようです。普段の学会とはだいぶ聴衆の分野が異なるのは上手く伝えるのが難しいですがとても面白く貴重な機会ですね。
福崎先生のご紹介の後、順番に20分の発表と5分間の質疑応答を行い、最後にパネルディスカッションをして締めくくりました。分野外での発表ではありましたが、質疑応答でもたくさんのコメントを頂き、講演会後のアンケートでは70名近い方からご回答を頂きました。
終了後は揃って移動し懇親会を行いました♪こうやって分野外の方々と研究以外でも交流できるのは嬉しいですね♪
このような発表の機械と交流の場をくださった福崎先生、誠にありがとうございました。ご一緒させて頂いた先生方もいろいろお話してくださりありがとうございました。これからもこのような機械などでご一緒させていただけるのを楽しみにしておりますのでどうぞよろしくお願い致します。